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新高2の方々へ 

出来れば昨年の「新高1の方々へ」を読んでからこちらを読んでいただけるとありがたいです。
どちらの記事もかなりの長文ですので、ご了承ください。




要望がありましたので。
どのくらいの方が参考にしてくれるかは分かりませんが、今年1年僕が勉強してきたことが少しでも役に立てば、と思い書いておきます。

あくまでも一受験生の意見であり、まだ現役で合格したわけでもないことは覚えておいてください。
また、基本的に理系・最難関大志望向け、特に中学受験をしていない人向けです。
地歴については少し書きますが、文系レベルには達しません。あくまで理系の参考程度に。
理科は物化です。



【模試】
今回はここからいきたいと思います。
基本的に模試は駿台ベースで、という話を昨年はしました。
しかし、もし順調に勉強が進んでいる人ならば、こう思うはずなんです。
「高1の駿台模試簡単すぎるのでは?」、と。

もちろん高1の模試の中では最高峰レベルですが、受験レベルからすればかなり低いことに気付くでしょう。
そこで、2年生では積極的に高3の模試を受けることをオススメします。
たとえ自分の実力が無くても、高1駿台が受験レベルから比べてはるかに簡単であることが分かる人ならば受けるべきです。
自分と志望校との距離をより正確に測ることができます。

また、2年生の最後の駿台模試は「高2東大レベル模試」と名前がつきますが、名前だけです。
形式が若干東大っぽくはなりますが、レベルは普段の駿台よりは高い、という程度です。
志望大にかかわらず、この模試も受けてください。
ただ、偏差値は下がります。上位中高一貫校が受けるのでそこは諦めてください。
もしここでも成績をキープできたなら、それは自信を持っていいと思います。


【英語】
英語はまず単語です。高3レベル程度まで単語力はついたでしょうか?
ここから先は志望大の英語との相談です。
高い単語レベルが要求される場合は、ワンランク上の単語帳に取り組みましょう。
そうでなければ、今後は長文を読んだりする上で分からなかった単語のみを拾っていけば十分です。
また、いくら単語帳をやっても分からない単語が本番で出るということは意識しておきましょう。

また、文法に抜けがまだあると感じる人は早急に埋めましょう。後々響いてきます。
2年生前半で解釈を完成させるためです。
自分の解釈力をチェックしたい場合は、難関大の問題を辞書を引きながら読むというのも1つの手です。
要は、「単語の意味さえ分かれば後は読める」という状態になっておいてほしいのです。
分からない単語の意味の類推は、そのレベルに達していないとなかなか出来ません。

さて、2年生後半からは本格的に長文問題集・英作文に取り組むことになります。
英作文も自分は全て塾で済ませたため参考書のことは分かりませんので、自分で調べてみてください。
長文問題集はたぶんなんでもいいです。
自分は問題精講シリーズとやておきを使ったことがありますが、特に不自由は感じませんでした
学校配布の物があれば、レベルにもよりますがそれで十分という場合もあります。

最後にリスニングですが、もしあなたが1年生の頃に真面目に音読に取り組んでいたら、センターレベルではほとんど困らないと思います。
2次でリスニングが必要な場合は適宜他の参考書でやってください。
おそらく文章が聞けないということはないと思いますので、後は解き方等の問題です。
音読の仕方は昨年の記事をご覧ください。

2年生にもなると個人差がかなり出てきますので、一概にこれがいいとはなかなか言えません。
ですが、安定して駿台模試で偏差値70はキープしたいところです。
特に、60を切っているようだと足を引っ張る可能性が相当高いです。


【数学(理系)】
文系用は用意してません、すいません。

1年のうちに12ABが一通りはやってあるものとします。
実は12ABはここが一番難しいです。
1対1が4冊そろえられるならそれで十分ですし、実際昨年の記事ではそれを勧めているのですが、いかんせん高い。
しかし、1対1の中でも特に優秀なのが「1の2次関数、Aの整数、2の座標、Bの融合」と見事にバラバラなんですね…
悩みどころですが、出来れば全部そろえた方がいいです。
無理であれば、網羅系の演習等のややレベルの高い問題まで取り組んで、この次へ移ってください。
1対1があるなら、網羅系は例題のみで十分です。

1対1が終われば、次は新スタ演or文系プラチカです。
時間に余裕がある人は同じ大数系の参考書なので新スタ演がオススメです。(問題数が多い)
文系プラチカでも十分に力はつくので、お好きにどうぞ。

ここからは本格的に演習となるので、1題につき15分は考えるようにしてください。
この時、使える道具は全て試すというのがオススメです。
例えば三角関数なら、膨大な数の公式を全て使えるかどうか試してみないことには始まりません。
「あーたぶんダメっぽいな」と見切りをつけないことが大事です。とにかく手を動かしてください。
答えを見て「あの道具使うのかー…」と思うようではまだ甘いです。

このレベルをだいたい11月(秋の冠模試頃)までに終えたいところです。
次の問題集からは自分の実力との相談です。
候補としては、やさ理・新数演あたりになると思います。
難易度は、文系プラチカ≦やさ理<新数演くらいだと思ってもらえればいいです。
他にも、たとえば通信添削や月刊大数などでもよいでしょう。
有名大の過去問をひたすら解いたりするのも良いと思います。
自分の好きなようにやってください。

次に数3です。
あまり焦らずにやってほしいです。12ABを固めることを優先しましょう。
とは言っても、10~11月までには網羅系を終えたいところです。
数3もこの次は1対1がオススメです。

2年生のうちに、12ABは新スタ演orプラチカの次のレベルに入る、3は1対1までが目標です。
ここまで出来る人ならば、おそらく数学は得意科目でしょう。
また、数3のプラチカは12ABと比べるとかなりレベルが高いです。注意してください。
1対1からつなぐのはややしんどいです。やさ理程度のレベルを1冊挟むのがいいかと思われます。


【国語】
現代文はそろそろ時間を割くだけ無駄です。(※良い先生に巡り合うなどすれば話は別)
あまり参考書を使って真面目に勉強したりはしなくてもいいです。
ただ、問題集を解くときと模試の復習は真面目にやってください。
なぜ間違えたのか、どうすれば正答にたどり着くのかを意識しましょう。

反対に、古典は国語の得点源にしていきましょう。
古文は2年生の1年間で古単語を完璧にすること。
同様に、漢文も句形だけでなくある程度の漢字の意味や熟語も完璧にしてください。
理系ならそれだけで十分です。
2年生では理科がやりたい。


【物理】
まず力学です。物理はとにかく力学です。
そして、基本をとにかく大事にしてください
公式の導出には厳密には微積が絡んだりするので、そこはどうでもいい部分もあります。(そもそも暗記するだけの物も多い)
ですが、基本レベルの問題を根本から理解することは怠らないように。
物理は暗記量がほとんどないとてもコスパの良い科目ですが、その反面基本でつまずくと一生理解不可能です。
他のどの科目よりも基本に力を入れてください。

分野ごとに固めるか、それともレベルごとに固めるかは個人の自由でしょう。
個人的には、原子以外は2年生のうちに触れておくべきかと思います。
問題集は、傍用問題集(リードα・セミナー等)→名問の森→難系でたぶん大丈夫です
物理の重問は個人的にはオススメしません。(あまり問題が良くない気がする)

原子はセンターや2次で多く出る分野でもないので、3年になってからでも十分間に合いそうです。
2年生のうちに、力学ともうあと1,2分野程度は名問レベルまで引き上げておきたいです。


【化学】
2年のうちに最低でも理論+無機or有機分野は全て触れてください。
化学を得意にしたいor他に余裕があれば全分野やりましょう。
2年で有機まで触れてあるのと触れてないのでは、大きな違いになります。(特に有機が好きだ、という人も多い)
2年で無機・有機にノータッチだと、3年で暗記量が多くなってやや辛いです。

昨年のコメ欄にも書きましたが、化学の勉強方針は「暗記しなければならないこと、しなくてもいいこと」の区別をしっかりつけることです。
例えば、無機で出てくる化学反応式をいちいち暗記していては日が暮れてしまいます。
暗記しなければどうしようもないものはするのですが、たとえばただの酸化還元反応・中和反応であるような物まで暗記するのは完全に無駄です。
無機の反応の多くが酸化還元反応であることは注意すべきポイントの1つです。

ただ暗記するのではなく、理解することを目標に勉強していけばあまり困らない科目だと思います。
また、これは化学に限らず理系科目全般に当てはまりますが、必要があれば大学レベルにも踏み込むべきです。
大学レベルのことをスラスラと説明出来る必要はありませんが、理解の手助けになる場合は積極的に利用してください。

問題集は、傍用問題集→重問→新演習でいいでしょう。
物理とは違い、化学の重問はなかなかいいです。3年の夏までには2~3周してしっかり身につけてください。


【社会】
・地理
暗記量が比較的少なく、思考力を使うため理系にはやや人気です。
理学部に地理学科があったりするくらいですから。
また、中学レベルの地理の知識+一般常識でそこそこ点数が取れます。
ただし、高得点を安定させるのは極めて困難です。(90以上で安定することはまずないと思ってください)
そこまで勉強するなら、歴史or倫政の方がいいかと思います。(比較的安定させやすい)

・世界史
暗記量は社会の中で最も多いです。覚悟してください。
特に、普通の公立中学から普通の公立高校に行ってるような人からすると、なかなか想像を絶するものです。
理系ということもあるので、暗記が苦手なら避けるのが吉。
反対に、しっかりやっていけば高得点で安定しやすいです。
首席狙いorセンター社会の配点が高い人にはオススメです。

・日本史
勉強してないので詳しくは分かりません。
世界史よりは暗記量が少ないらしい

・倫政
基本的には逃げ道です。特に、世界史選択で挫折した人向け。
地理に比べて独学が圧倒的に楽です。
暗記量は地理と同じ程度だと考えておけばいいです。
政経分野は中学レベルの知識+一般常識でも点がそこそこ取れます。
また、倫政は現代文と少し相関があるのが利点ともいえそうです。


【その他】
この1年勉強してきて、自分が勉強に対してもっとも大切なのはモチベーションだと感じました。
モチベーションを保つ方法は人それぞれです。
僕の場合は、①夏に東大実戦を受けて自分の実力がハッキリしたこと、②ラブライブという趣味兼息抜きを見つけたこと、③Twitterで全国の勉強出来る方々と触れあったこと、の3つがモチベーションを保つことに繋がったと思っています。
②とかバカバカしく見えるのかもしれませんが、勉強の合間に出来る息抜きを見つけるのは大事です。
自分の場合は、ラブライブがそれ自体だけでなく音楽に結びついて、ピアノを頻繁に弾くようになったのも良い影響だったと思います。

また、身近に同じ志望の人がいなければネットで見つけるというのは現代ではかなり有効な手段です。
そういう人と知り合いであるか否かは大きいです。自分の世界の狭さがよくわかります。

今まで書いてきたことは基本的に"理想"です。
このペースで勉強出来る人ならば、本当に理想通りの結果が出てくるでしょう。
(高2の模試で全国2桁や冊子掲載は普通になる)
多くの人はそれが不可能だから、東大や京大に合格することも不可能になるわけです。
とはいえ、これより多少遅れているペースなら十分に現役合格の可能性はあるでしょう。(部活をやっている人はなおさら)
特に、新高2の方はこの時点でまだ2年弱あるわけですから、諦めるには早すぎますね
諦めるのはセンター後で十分です。

最後に、理科は3年の7月頃には遅くとも一通り終わらせていないと厳しいように思います。
また、旧帝合格者の中でも上位の方で合格を狙うor国立医学部志望なら、2年のうちに理科も全て一通りは終わらせるべきです。
英数が本番レベルで8割9割普通に取れるのであれば話は別ですが、そういう人はなかなかいないので。
本当に上位の方たちは、中学で高校数学全部終えてたり、高1で理科終わってたりするのも普通です。
そのことは念頭に置いておいてください。







今年も長くなりましたが、以上になります。

去年と繰り返しになりますが、これが完璧な勉強法ではないです。
もちろん個人差があるので、これをベースに自分に合った勉強法・問題集・参考書を探してください。
例えば、理科が好きなら理科をたくさんやって英語を多少削ってもいいんです。
英語で偏差値60を切ると足を引っ張ると言いましたが、それを他科目で絶対にカバーできるならそれでいいんです。
自分の実力・特性とよく相談してくださいね

ここまで勉強を続けてこれたひとなら間違いなく思うはずです。
「勉強って楽しいな」、と。
楽しいと感じることも、モチベーションを保つ1つになるでしょう。
良い循環を作っていければ理想です


質問等あれば気軽にどうぞ。答えられる範囲で答えていきます


それでは。
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カテゴリ: 勉強(高校まで)

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